権力批判から反原発を捉えるよりも
権力起源から原発テクノロジーを捉えれば、
「科学に後戻りはない」と言い張るのをやめて
「科学を後戻りさせているのは権力だ」
と認識し始めるだろう。
「ヒロシマノート」カテゴリーアーカイブ
原発心理学
いま何を食べているかで
何を考えているかが分かる。
(続)内部
内部被爆とは
内部からみれば
外部被曝の一部である。
内部の欲望以外のすべては
外部である。
内部
内部が外部を裏切るための
情報戦争が始まった。
1907年にガイガーカウンターが開発されたが
その1世紀後でもほとんどの市民は
その使用法を知らなかったように、
否、知らされていなかったように、
たとえば、
放射性物質の半減期よりも
遺伝子が生き残る研究は
生物学でも禁止されるだろう。
外部
ほとんどの内部被爆は
国家システムによって
裏切られた
システムの外部で始まった。
被曝実験
無知を徐々に発見していく時間よりも
こどもの成長の方が早いから。
原子数
人間が詐欺師でないなら
自然の原子数を変えてはいけない。
宇宙のデフォルトで十分。
失敗
神が
核力とそれに反発する力
(クーロン力)を発明した。
悪魔は
核融合と核分裂を発明した。
人間は
悪魔の真似事に失敗した詐欺師だ。
タイムラグ
幸せは
去った後に光を放つが
不幸は
光が放たれた後に
やってくる。
ちょうどその光を
忘れた頃に。
もう一つの半減期
人間が原子の数を変えると
(原子炉内と大気中でそれぞれ)
人間の数も半減する時間。
この半減期を定義できる専門家は
みんなグランチに雇用されてきた。