21世紀の疎開とは
安全な場所への避難に見せかけた
軍事訓練である。
身分証明の不要な被災者にすれば
もっとも安上がりな生活支援が兼用できる。
「ヒロシマノート」カテゴリーアーカイブ
(続)脱獄のすすめ
脱獄の概念から
概念からの脱獄は
生まれない。
洗脳力とは
汚染された牛もブタも野菜も
みんな一緒に出荷されるが
人間だけを
生きるためにその場に留まらせている力。
生得的なメカニズムには
関係しないだろう。
(続)完全食
食品に放射性物質という
無数の見えない地雷が埋め込まれている。
農奴は解放されていなかった。
自由を求めて移動するゲリラ戦には
玄米食が最適である。
放射性物質を排出する機能もある。
完全食
嘘つきどうしの生活支援システムによって
残留放射性は拡散し、
体内で濃縮されていくまえに
この21世紀の内戦に参加する方法は
長期的に生活支援食品をいっさい拒否できるように
玄米食による菜食に替えて
自己変革力を向上させなければならない。
玄米食は緊急時における唯一の完全食である。
幻想
「恋愛は二人で愚かになる」ことだが
原発爆発事故では国家単位で愚かになる。
どちらにも
幻想が生み出す異なった現実が待っている。
前者からは人口増加が
後者からは人口減少が引き起こされる。
大気圏内被曝
節電は原子力・ムラが企てる反エネルギー革命だ。
GHQが指導した農奴解放と財閥解体以来の
原子力・ムラの解体そのものが
日本人という国境線の中の出来事ではなく
互いに遠隔に生活する個人が担うべき
最初のエネルギー革命だ。
大気圏内被曝という
生命の種族維持目的への
長期的な破壊と引き替えに。
局所的思考
外部被曝も内部被爆も
人間の独自な主観的で
局所的視点から生まれている。
生命のすべての被曝は
大気圏内被曝しか存在しない。
もしも
太陽系という外部から
地球を観察できるなら。
物言わぬ野菜たち
野菜たちの
苦痛に満ちた反応と
野菜たちへの強制移動。
エゴに占領された放射性には
愛の片鱗もない。
境界
未来は思ったよりも早く
恒星のように放射光になるか
さもなくば、
あらゆる波長の電磁波を
完全に吸収する
黒体になろうとしている。
環境と自己との境界が
デフォルトを超えた放射エネルギーに
曝されているかぎり。