学校で間違ったことを教えられると
それを打ち消すには
5倍以上の学習時間が必要になる。
移転しない学校で被曝すると
それを打ち消すには
こどもの人生は短すぎる。
「ヒロシマノート」カテゴリーアーカイブ
細胞被曝
時間がやわらげてくれるような
内部被曝はない。
距離の自乗に反比例する法則を
誰も変えられないなら、
60兆個の細胞ごと移動するしかない。
20ミリシーベルト革命
学校へ行くより、
行かない方がよほど遺伝子を保護できる
この法律こそ、
21世紀の知性的な教育を先取りしている。
なによりも通学に電気エネルギーを使わない
革命的な方法になるから。
原発リダンダンシー
原発について学べば学ぶほど、
自分が何も知らなかった事に気づくが、
気づけば気づくほど
核分裂そのものに比べて
エネルギーの受容方法は
巨大な湯沸かし器からの
過剰なエネルギーロスを伴った
蒸気機関時代の技術にすぎないことが分かる。
自然エネルギーを受容するために
植物はそんな破滅的な方法を採用していない。
彼らは人間よりも長く惑星地球に生息している
科学的生命体だから
バイオスフィアの常温、常圧で十分だ。
無意識
人間は放射性の危険を回避して移動できる
唯一の動物である。
被曝した学校に通学させることは
もはや教育ではないばかりか、
種族維持を無意識に願う種の本能に反している。
この無意識を支配するプログラムは
プルトニウムのようには変えられない。
ライフスタイル
大気に国境は
デザインされなかった。
それこそが
バイオスフィアの
戦略だった。
ライフスタイル好きの
しかし、大地に根を下ろした人類には
ついに理解できないだろう。
浄化コスト
原子炉の冷却に使用した海水は無料だったが
汚染水1立方メートル(=約1トン)の浄化コストは
2億円程度である。
このテクノロジーのお陰で
バイオスフィアが43億年かけて
大気圏から放射性の除去に費やした
全コストが科学的に計算できるようになった。
人工気象
雨には3種類ある。
透明な雨、
黒い雨、
黄色い雨。
後者の2種の雨は、
人工的に作られたが
ヒロシマでもフクシマでも
そして東京でも観察された。
21世紀の天気予報では
傘マークのロゴデザインを
3色で表すべきである。
反・動物
猫は避難生活と余震で
病気になってしまった。
人間は生存のためなら
どんなことにもすぐに慣れる
反・動物である。
しかし、
放射線医学のほとんどの専門家たちは
国家権力にもっとも適応できる
目的を持たない非・人間たちである。
アルファ線
半減期の長い元素から放射される
アルファ線よりも
半減期の短い放射性元素から放射される
アルファ線のほうが、
よりも大きいエネルギーをもっている。
これは生死を分かつ情報だった。