池に落とした数トンのプルトニウムの
伝播パターン
「ヒロシマノート」カテゴリーアーカイブ
宇宙エコロジー
太陽から降りそそいでいるエネルギーのたった1時間ぶんで、
全人類が1年間(8760 時間)に使う
すべてのエネルギーをまかなうことができる。 R.B.F
●太陽と地球
全人類が1年間に使用する
全エネルギー量は、地球人全員が、
100W の電球を一人当たり1 9 個、
2 4 時間365 日、常にともしつづける量である。
太陽が宇宙空間に放出している放射エネルギーは3.85×1026W
『宇宙エコロジー バックミンスター・フラーの直観と美』より
バックミンスター・フラー+梶川泰司 著 (美術出版社)2004
(続)プルトニウム・ビジネス
「人間の邪悪な心を変えるより、
プルトニウムの性質を変えるほうがやさしい。」
朝起きたら
アインシュタインが
正しかったことがわかるだろう。
核処理班
沖縄の基地拡大計画との交換条件で
時間がかかったが
核戦争を想定した武器は
すべて空母に集結された。
30年先の仮想的未来に住んでいる
米軍にとって
3号炉のプルサーマルによる
プルトニウム拡散以上の
実践訓練はないだろう。
原発1世へ
広島・長崎の爆発後に放出された放射性物質の総量は、
チェルノブイリ事故の200分の1程度だったが
その後遺症は日本でもまだよく知られていない。
いまヒロシマの原爆医療の専門家たちが
メディアで発言はじめたが、
その内容を検討すると
彼らは基本的に洗脳された国家公務員だ。
残留セシウムの調査結果を半減期の終わった
1990年代にはじめてヒロシマで公開した
その機関の専門家のデータと意見は信頼できない。
これは、ヒロシマで30年間以上
セシウムを摂取して生活した
原爆2世としての先輩の意見だ。
自然災害
静止的なテクノロジーは、
<自然災害>という固定概念によって、
プレートが対流するマントルに乗って互いに動いているという
地球自体の動くテクノロジーとの統合を拒んできた。
空気力学や航空力学などの動的なテクノロジーは、
移動中や飛行中に構造体が受ける振動による破損を
決して<自然災害>と呼ばない。
原発は<自然災害>によって
破壊されたのではない。
不完全な静止的なテクノロジーによって
存続できないのである。
外部被曝(External Exposure)
21世紀も日本は最大の被曝国ではない。
ーーーーー太平洋環を回遊する鯨たちから見れば
自然状態の大気
汚染された地域の放射能レベルを
「自然状態の大気」に含まれる放射能レベルと比較しているが、
彼らの言う「自然状態の大気」には、
第2次世界大戦以後、
原爆実験のため大気圏内に
既に約10トンのプルトニウムが
出荷済み(デフォルト)にされている。
内部被曝(Internal Exposure)
私は2度目の
α線による体内被曝を受けるだろう。
最初はヒロシマの土壌と飲料水から
そして
今年の早すぎる春風と雨から。
私の細胞は
皮膚よりも光り輝くだろう。
きっと母は
がっかりするだろうな。
コンクリート詰め
有人宇宙飛行が成功するまでの過程で、
人間の代行者として
大気圏外の軌道を周回し地球に帰還してくるまでに、
いったい何頭の犬やチンパンジーが
その犠牲になったかは公開されてこなかった。
同じように、
原発における
今回のコンクリート詰めの事故処理を担う労働者たちは、
公開されない。
まして彼らは
宇宙パイロットのように
この大気圏内の英雄として
歴史にその名を刻まれることもないだろう。
たとえ、この自己犠牲を受容する労働者が
自分の愛する息子でないことを
願ったとしても。
人間の死でシャットダウンされるすべての技術は
どんな生命にも容認されない。