原発事故の復興とは、元に戻らないだけではなく、
元に戻しても問題(プルトニウム)が消えないことへの批判がない偽装行為のすべて。
議会制民主主義は、貪欲な欲望が命ずるあらゆる偽装のために基地化されてきたが、
辺野古基地は、人間が埋め立てを中止させれば自然がまだ復元できる段階にある。
「ヒロシマノート」カテゴリーアーカイブ
可視的な動的均衡
2018年は5月革命から50周年だ。
フランスの民主主義は、
外部に放射するエネルギーとの可視的な動的均衡で維持されている。
議席数はシステムの部分にすぎない。
その絶えざるリアルな動的均衡を失いグランチの支配する領土で、
無残に内部被爆するしかない不可視の現実は証明済みだ。
興味ある所有権(interest)
私はそれに興味がある。あるいは興味を感じると表現する時は
すでに無意識に利益や所有権(interest)を求める兆候なのだ。
自発的な好奇心は群れに影響を及ぼす言葉を介在しない。
自然農法または自然農
自然が人工物を許容するならばそれは自然であり、
自然が許容しなければ人工物は生産できない。
自然農法は自然が受け入れたテクノロジーではなく
自然が採用してきたテクノロジーである。
日本農林規格でまだ自然農法が定義されていないのは
権力と企業が自然を許容できないからだ。
擬態資本主義とリア充
義務を遂行する責任感によって社会的な信頼性を得ようとする考えは
ひたすら習慣に従った擬態である。
習慣に基づいた法律化は歴史的に意図的に形成されたものである。
現実は未だに神または会社への責任と
地獄または失業への恐怖で覆われているので、
21世紀のリア充は主に束の間の若い男女間に限られている。
理解(Comprehensive Mind)
理解とは99%の準備である。
知識が形成した条件反射という
巨大な重力圏から逸脱するための。
そして固有な経験の相互作用による
知的爆発力があるかないかが残りの1%だ。
詐欺師は地図制作者に始まる
「国、島、都市、山脈、川、大陸、種族は実在すると信じられていた。
なぜだろう?それらが地図に描かれていたからだ。」
18世紀から権力構造は植民地支配のための情報収集の権限を専門家に委譲したから、
詐欺師は地図制作者に始まる。
20世紀ではエネルギー支配のために原子力発電の詐欺師が加わった。
世界をまどわせた地図 伝説と誤解が生んだ冒険の物語
エドワード・ブルック=ヒッチング 著 2017
安全率にランキングは存在しない
家電を人気商品のランキングで選ぶのは賢明だろう。
出荷時の検品にはコストがかかるからだ。
音楽をランキングで聴かない少数派は
小説や映画もランキングで購入しないだろう。
ほとんどを傾向で選ぶ生活と感覚は
スマホとコンビニに支配されたままで
非常時には瞬時に壊滅するようにデザインされている。
サバイバルの現実とその方法は選べない。
安全率にランキングは存在しない。
渦と螺旋のパッケージ
直線的に吹く風は存在しない。
獣道のように風の道は共有されない。
風は風によって向きと強さを変え、
波と共にひたすら流動するバイオスフィアのパッケージなのだ。
止まることなく大地を包み込む
元素の相対比を変えない渦と螺旋なのだ。
その自律的な調整システムは神秘だが、
まだ異常気象と呼ばれている。
台風24号 NASA
イデオロギーの外部電源
どのような民主的な方法で第三者委員会を決定したかを公開しないまま
善悪を分けるゲームだけが広く浸透する。
当事者を除く外部の有識者をだれが決めているかを知る権利があるが、
民主主義の外部は偽装されている。
イデオロギーの外部電源は最初から失われている。
民主主義にはまだ舞台裏しかないのである。