裏庭(背戸)」カテゴリーアーカイブ

部分的破壊から推測できない 全体のシステムの働き 

テンセグリティにシンメトリックな美や動的平衡
そして付加されないリダンダンシーや
自律的な外力分散機能を望む前に
テンセグリティを破壊したことがあるだろうか。
部分と全体が破壊される時の
部分的破壊から推測できない
全体のシステムの働きが最も効果的に作用するその瞬間を

SYNERGETICS R.Buckminster Fuller 1975
Indefinitely Extensive Array of Tensegrity Icosahedra.
TENSEGRITY

テンセグリティはどこで生まれたか

TENSILE-INTEGRITY STRUCTUREの短縮形テンセグリティは、
動詞に複数の意味的または文法的単位が複合され名詞化された。
言語の形態学的類型の分布から見ると
シナジェティクスは分析的言語型の場所で生まれている。
しかし、構造とパターンが数字と互いに融合する
前例のない野性的な21世紀の視覚言語が
どの場所でどのように形成されるかは未知である。
http://synergetics.jp/tensegrityblog/

世界の言語の形態学的類型の分布
言語の型はどの場所で形成されるか
analytical
Fusional
Agglutinative
Polysynthetic

もう一つの現実

自然は、
光をわれわれの現実と一致させるための波動を生成するが、
原理と原理の間には、
波動が作り出す認識可能な質以上の
もう一つの現実がある。
複数の原理間には矛盾が存在しないという現実は
メタフィジックスにある。

マジックナンバーとシナジェティクス RBF 1975
A Vector Models of Atomic Nuclei: Magic Numbers:
In the structure of atomic nuclei there are certain numbers of neutrons and protons
which correspond to states of increased stability.
These numbers are known as the magic numbers and have the following values:
2, 8, 20, 28, 50, 82, and 126.

テンセグリティは原子核モデル

核力は陽子と中性子の間に働く力である。
離れた圧縮材の間に働く張力は
テンセグリティ構造を生成する。
核力が核子を原子核に結合するように
張力は不連続な圧縮材を相互結合する。
自然の構造のシナジーの起源に関する相似律が存在する。
テンセグリティは原子核モデルである。

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30−Struts Tensegrity Model 
シナジェティクス研究所制作 2007 

テンセグリティはジョイントレスではない

テンセグリティが
結合角度を統合的にかつ動的に
向上させることができるのは
ジョイントレスであるという理解は
多面体が固体(Solid)として見立てる習慣と変わらない。
真のテンセグリティジョイントは
圧縮力と張力を相互変換するノードとなり
重要な張力調整機能がある。

テンセグリティモデル 制作 シナジェティクス研究所

「私の裏庭は徐々に拡大し始めていた」R.B.F

「私は自宅から離れたことがないと言える現実に気づいた。
私の裏庭は徐々に拡大し始めていたのだ。今では世界が私の裏庭だ」1970
半世紀前のバックミンスター・フラーが属していた現実に
「裏庭のテンセグリティワークショップ 2019」は繋がる。
球状の裏庭は移動する。

http://synergetics.jp/tensegrityblog/
http://synergetics.jp/workshop/ws190914.html

クラウドナイン 浮かぶテンセグリティ都市 1962 
バックミンスター・フラー 

花粉の発芽点

花粉の頂点付近に小さな正三角形領域が、
稜線付近には長方形領域が新たに形成され
基本モデルの正12面体の面数は一挙に増加する。
大地には水平面が存在しないので
着地した時に
頂点と稜線付近の花粉の発芽点の密度を
凹状5角形面よりも高くする
植物のデザインは実に予測的だ。

花粉の多面体システムと発芽点の関係

動的シナジェティクス

植物は環境条件に出会わなければ
決して発芽しないようにデザインされている。
シナジェティクスの学習過程では
成熟と休眠という生理学的変化を経由しない時、
先験的な知はけっして発芽しない。
基礎によって大地に繋がれていない
動くシナジェティクスは大地に根を生やさない。

物体が回転している時
その回転軸に垂直な平面上で物体に対して垂直な力が発生する。
こうした原理は土地測量のための幾何学を起源としない。

テンセグリティ原理は「リンゴの落下現象」から発見されなかった。

無重力を知らなくとも
大気圏内で重力の在り方を経験できる。
テンセグリティモデルの
張力の働きを体験することは
万有引力の新しい理解に近いだろう。

2つの圧縮材の間に働く相互作用のうち、
引き合う力が圧縮力に変換される。

圧縮材が互いに重力を及ぼすことによって、
連続する閉じたWEB上に非連続に浮かぶ原理は
裏庭の「リンゴが木から落ちる現象」から
発見されなかった。

共鳴テンセグリティ・ワークショップ 2019
「裏庭のテンセグリティワークショップ」
http://synergetics.jp/tensegrityblog/
http://synergetics.jp/workshop/ws190914.html

SYNERGETICS RBF 1975

モバイラー生活器

裕福だが車には興味がない人々がプリウスに乗る時代から
金儲けに興味がない個人が大地や大気圏と交換を始める手段は、
コンテナハウスやスモールハウスでの定住ではないだろう。
強欲な資本主義から離れても大地の収奪と汚染から逃れられない。
大気圏と相互作用するモバイラー生活器は未だ存在しない。

大気圏と相互作用する自動気象シェルターが
火星以外では開発されないのはなぜか。