e・食・住(energy-food-shelter)」カテゴリーアーカイブ

脳のゴミを排除しても無秩序は変わらない

人間の脳のゴミは、
理解よりも深い睡眠によって排除できる。
脳は睡眠によって情報を整理するが
無秩序は変わらない。

知識自体は互いに無関心なので
経験によって統合されないかぎり
無秩序は身体から排除できない。
季節と無関係に焚火をする時、
私は太陽からのエネルギー循環に同期できる。

惑星が太陽を焦点の一つとする楕円軌道上を動く時、
ケプラーの第二法則(面積速度一定の法則)が生まれる。

最小限の閉じた螺旋体のプリセッション

人間の体重の10%を占めているミトコンドリアには
最小限の閉じた螺旋体として
回転方向が同じ右勝手の2重螺旋DNAが
日々生成されている。
惑星の回転と軌道からこの螺旋体は
歳差運動(プリセッション)の影響を受けている。

自然の非同時的な内部と外部

内部に入った食物を複雑な生化学反応を通過させて
外部に排出されるシステムはその複雑さと厳密さを感じさせない。
自然は水を気体、液体、固体に分離しても
それらを整数比的に極めて論理的に再結合させるから、
反応に関わる元素数は増えも減りもしない。
自然の非同時的な内部と外部は不可視だ。

SYNERGETICS RBF 1975 RBF 1975
Universe as “A Minimum of Two Pictures”: Evolution as a transformation of nonsimultaneous events

生活器 vs 武器

最軽量の生活器モバイル・テンセグリティシェルターに
大多数はまだ無関心だ。
重量で強さを表してきた社会構造に安全性と安定さを
委譲してきたからだ。
より少ない物質で機能を向上させるモバイルテクノロジーは
今や武器の中枢を構成している。

単位体積あたりの重量

単位体積あたりの重量は、
高速で動く宇宙船や航空機、船舶、自動車(そして鳥)などにとって、
強度と安全性の前提となる。
人間は体重と形態美を意識して生活するが
単位体積あたりの重量を知らない。
この習慣は、住宅に関しても単位体積あたりの重量を
無視する社会的習慣に重なる。
大気圏内で非経済的で静的な方法で存続しているは
人間と住宅だけかもしれない。

人間の体重の2割が骨の重さに対して、鳥の骨は全体の5%程度の重さ
風によって生み出される揚力を利用するために。

バイオスフィアへのインドア

人類は地球の外側、つまり球体の表面に生存している。
テンセグリティシェルターは
都市から一時的に遊離するアウトドアへの新たな道具ではなく
バイオスフィアへのインドアなのである。
植物のように太陽と大地に求めるテクノロジーによって
閉じたバイオスフィアをモバイルするための。

SYNERGETICS RBF 1975

「ゼロ円ハウス」の妄想

家賃を払うと遊べない。
家を買うと仕事が辞められない。
この生存問題を扱うと専門家になれない社会を生きている。
「ゼロ円ハウス」は建築家が考案した妄想だ。
エネルギーと上下水道のオフグリッドを実現するテクノロジーによって、
地球上の膨大な裏庭でのサバイバル方法が存在する。

薪ストーブの3次燃焼

薪ストーブが完全に燃焼していれば、
すすやタールを劇的に減少でき、
灰は1ヶ月に一度程度しか取り出さなくていいはずだ。
松食い虫で伐採された無料の松材を
高温で3次燃焼させるロケットストーブは、
複雑な内部を容易に掃除できないが
ヒートライザーを交換可能にデザインできる。