e・食・住(energy-food-shelter)」カテゴリーアーカイブ

VR空間(before)と現実(after)

VR空間(before)と現実(after)が一致しているかを
検証するテクノロジーよりも
設計された耐震性(before)が現実的かを検証するテクノロジーが
実際の地震(after)に依存しているからこそ
仮想は現実よりも遅延する。
つまり、データは捏造されやすい。

光合成の破壊

少ない光と葉でも成長できるばかりか、
成長と共により多くの光と葉を獲得できる植物の自律型経済には
落葉という再生システムが不可欠である。
外気温が低下すると植物は光合成の装置を分解しはじめる。
自律型経済には破壊システムがある。

ピアノの蓋

沈む船から浮かんだピアノの蓋でさえ
一人分の救命具になるような希少性は
情況が変われば消滅する。

偶然の希少性に依存すればするほど
非常時の生存の危機は増大する。

植物が移動しながら枯れていくことで
豊穣な大地が約束されるように
ありふれた風と光と水で暮らせる場所へと
テンセグリティ・シェルターは移動する。

希少性

すべての経済は基本的に希少性に固執している。
希少性を発明する必要性とそのノウハウさえも教育されている。
欲望に比べて所有する量が少ないダイアモンドを構成する炭素以上に
鉄やケイ素やアルミニウムなど金属類は
地球外ではまれにしか見つからない宇宙的現実とは無関係に。

動く複製システム

人類はナノテクノロジーを開発してきたが、
ウイルスのような最も少ない部材から最大の空間を構造化する方法と
その複製システムを包括したモバイルテクノロジーはまだ応用していない。
地球惑星では衛星のようなスモールハウスが一番気軽だ。
自然に不動産は存在しない。

L’algue E. huxleyi vue au microscope électronique

付加価値に課税する政治システム

バイオスフィアは無償で管理する再生的取引システムによって
酸素の元素存在比を不変的に維持してきたが
全人類が生存のために自由に代謝する膨大な酸素量にはけっして課税しない。
財貨サービスの取引で生ずる付加価値に課税する政治システムは
自然資本主義を永遠に模倣できない。
物質やエネルギーは決して消費できない科学的概念は
教育されていない。

風と波間に漂流する航海者

筏で最も安定する場所は筏の中点が球面に接している場所である。
まだ見ぬ島を水平線の向こうに想像しながら
風と波間に漂流する航海者には球体世界はつねに強く意識されていた。

無数のまだ見ぬ断層に怯えながら惑星の大地を漂流する航海者は
球状モバイルテンセグリティ構造を発見した。

安全率にランキングは存在しない

家電を人気商品のランキングで選ぶのは賢明だろう。
出荷時の検品にはコストがかかるからだ。
音楽をランキングで聴かない少数派は
小説や映画もランキングで購入しないだろう。
ほとんどを傾向で選ぶ生活と感覚は
スマホとコンビニに支配されたままで
非常時には瞬時に壊滅するようにデザインされている。
サバイバルの現実とその方法は選べない。
安全率にランキングは存在しない。

完全草食性カプチーノ

牛は草食であり本来穀物は食べない。
穀物で牛は胃炎を起こす。
牧草だけで育った牛の母乳は
ミルク泡立て器でも決して泡立たなかった。
生乳と加工乳の違いだけでもないだろう。
牧草だけで育った生乳の脂肪分は最も豊富だから。
牛肉食人間の母乳に今何が起こっているのだろうか。

乳ジャージー

生活空間にCO2濃度センサーを

大都市以外の大気の通常の二酸化炭素濃度は400ppm前後であるが
車の窓を閉めて外気の交換を完全に閉鎖した状態で走行すると
1時間で3500ppm以上まで上昇する。
6000ppmでは完全な眠気と倦怠感、頭痛、耳鳴り、息苦しさに襲われる。
生産性の向上に限らずスマホにはCO2濃度センサーが必要である。