平時には間違った理由で正しいことが為される。
たとえば「無名、貧乏、無謀さ」が創造性の条件になる。
緊急時には正しい理由で間違ったことが為される。
たとえばコンビニが災害救助の拠点化する独占条件を備えたこと。
ついに長期化する気候変動期には
正しい理由で正しいことが為されるのだろうか。
「e・食・住(energy-food-shelter)」カテゴリーアーカイブ
太陽光だけの甘栗
栗の実を秋風と太陽光で乾燥させれば糖分が増加する。
殻付きで長期に保存もできる。
殻と渋皮との隙間ができるので栗むき器は不要だ。
食べる直前に簡単に殻と渋皮が果実から分離できる。
この堅い果実は種子ではない。
ブナ科植物の果実の外皮表面を洗浄するとなぜか抗菌作用は減少する。
より短命な季節
今朝の外気温は17度以下になった。
自動車の断熱性能ほど酷くはないが
住宅に冷暖房しないままの季節はより短命になっている。
外部に依存しすぎる生活器は
まだエネルギーを受け取る側ではなく捨てる側にいる。
そしてその空間が不動と見立てた大地にもっとも依存しているかぎり
すべてが短命だ。
陳腐化された安全率
大災害の後の復旧予算のほとんどは
自然から否定されたシステムの復旧に利用される。
自然から陳腐化されながら
だれも解雇されないまま維持される
安全率は政治家が専門家に委任した結果だから。
局所的な自動気象装置
人間以外のすべての動物は与えられた環境に適応していく。
人間は自ら環境を変えた結果に適応させることができる。
最軽量のテンセグリティ・シェルターは局所的な動く自動気象装置である。
シェルター内部の畑と微生物さえも移動可能だ。
仕事と職業
仕事と職業は深く分断されている。
e.食.住のサバイバル技術なくして仕事は統合できない。
私は裏庭のシェルターで仕事している。
裏庭は今や世界中と繋がっている。
雑草による大地の冷却機能
猛暑時の剥き出しの大地は65度であるが
雑草の葉の表面温度は32度である。
雑草による大地の冷却機能の方が
ドライミストによる外気の冷却効果よりも圧倒的に安価な省エネである。
大地を農薬で除草すると二酸化炭素が増加するばかりか
気候変動期の科学的な生存方法ではない。
微生物とプランクトンの多様性
人種が生物学の概念ではないように
人類の多様性と大地の微生物と海のプランクトンの多様性は比較できない。
彼らはまだ分類不可能だ。
どちらも酸素と二酸化炭素を排出するが
光合成の方が圧倒的に優位である。
太陽光発電でさえその装置化のプロセスで二酸化炭素を排出している。
複製されるモバイル工場
重量計算しない飛行機や船は機能しない。
自重を大地に流さない移動体からだ。
最軽量にデザインされた耐久性のある直径8mのテンセグリティシェルターは
自らを複製するミニマムなモバイル工場となる。
遠隔技術の基本技術とその目的とは
工場が工場を自ら生産することにある。
哺乳類の住処
哺乳類で住宅を購入するのは人間だけだ。
住居は外部にすでに存在している材料と道具で自分で作るものである。
モバイル可能で最軽量の直径7m以上の耐久性のある経済的な大型シェルターは
テンセグリティ以外に存在しない。
冷蔵庫や洗濯機のような生活に最低限必要な機械として。