e・食・住(energy-food-shelter)」カテゴリーアーカイブ

個人という極小システム

線分とは、隔たった2つの極小システム(点)との関係である。
古代ギリシア以後、その極小システムには大きさがないと教育されてきた。
個人という極小システムには、
自由があるが国家システムという全体に
ほとんど影響を与えられない存在であると信じ込まされている。
ウイルスは、自己増殖するために
内部と外部を短時間に相互交換できる
例外的な極小システムである。

The drawn-upon object may be symmetrical or asymmetrical,
a piece of paper or a blackboard system having insideness and outsideness.

より働かない自由はテクノロジーの副産物ではない

より働かない自由は、テクノロジーの副産物ではなく
人類の目的の一つである。
より効果的なテクノロジーを目指している
AI,EV、自動運転、カーシェアリングが、
より働かない自由を拡大するテクノロジーとは限らない。
失業率と求人倍率を調整する権力と調和するテクノロジーへと
矯正され続けるだけである。
19世紀的な住宅コストのままでは、
在宅勤務や在宅学習システムに移行できないのである。

一日3ドルで暮らす人々のための3Dプリント住宅が既に完成。
2020年までに50棟の完成を予定している。
https://www.cnn.co.jp/tech/35147550.html

ウイルスの安全率

自然に含まれるウイルスは種族維持目的のために
人の免疫システムを絶えず攻撃する。
ウイルスの構造は、最大の安全率でデザインされている。
最悪の状態を排除した試行錯誤に陥った生物は短命だ。
権力は何のリスクも負わないシステムの考案によって
過去最大のリスクを容認する。

ウイルスの構造は、最大の安全率でデザインされている。
彼らの戦略は、Doing more with less.のエコロジーである。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ウイルス

問題を解決するまでの日数を
未だ計算できない段階にいる。

厚生労働省は、新型コロナウイルスの感染者について
専用設備のある「感染症病床」以外の一般病床での入院も
認めるとの通知を出した。
感染症病床は全国に約1800床しかなく、
国内で流行した場合、入院先が不足する。
「緊急その他やむをえない場合」は、
感染症病床以外や指定医療機関以外に入院させることも可能とした。
(日経電子版より)

「緊急その他やむをえない場合」を想定していなかった現実は、
これから発生する現実の緊急事態となる。
問題を解決するまでの日数を未だ計算できない
医療テクノロジーの段階にいる。

WHOの怪しげなヘビは「医学の守護神」

噂話のネット茶屋

学校でもなく会社でもない第3の場所として
シアトルの学生やキャリアウーマンの間で
支持されたスターバックスは全世界に拡散したが、
遂に北アルプスが連続して見える場所に開店。
しかし、短期間に普通の喫茶店から移動してきた
主婦の溜まり場となって噂話のコロニーと化した。
そのWifi付き茶屋に男性とPCは滅多に見あたらない。

スターバックスの店舗がある国と地域[Wiki]

発端や発祥(origin)は後から来た大多数によって
より少数のアボリジニ(aborigine)にされてきた。

アボリジニ(aborigine)とは、原住民という意味である。
狩猟採集生活を営む先住民をアボリジニと呼んだのは
イギリスによる植民地化政策からである。
アボリジニ(aborigine)とは
ab-originalであり
「最初の剥奪」という意味がある。
abortionが妊娠中絶を意味するのは
「最初の発育状態から除く」行為だからである。
発端や発祥(origin)は
後から来た大多数によって
より少数のアボリジニ(aborigine)にされてきた。
排除されるすべてのアボリジニは
本質的に宗教組織を含んだ世界権力構造と対立する。

狩猟・採集生活から逸脱するアボリジニは、
「芸術作品」という支配者の概念で現金化する方法で生活する。

https://ja.wikipedia.org/wiki/アボリジニ

「次世代に地獄を託すシステム」(バックミンスター・フラー)

「次世代に地獄を託すシステム」(バックミンスター・フラー)
その方法と決定はつねに民主主義的になされる。
宇宙を大気圏外または自己以外の存在として
定義する思考こそ、概念の牢獄である。
「次世代に地獄を託すシステム」から離脱するテクノロジーは
「宇宙というテクノロジー」にある。

ジャイロの原理は20世紀に発見され、
高速移動するモビールや携帯電話には標準装備される。

最後の専門家

富裕層が宇宙へ行くチケットを得るまで、
宇宙パイロットはTV同時中継で
全人類に宇宙観を教育する教師であったが、
「宇宙とはテクノロジーである」という宇宙観を持たない
最後の専門家である。
地上から400kmの大気圏外から
半径6300kmの惑星全体は把握できない。

一着15億円以上の宇宙服は前世紀から使い回されている。

内部と外部の発生について

関係性の最小単位は3ではなく6である。
最小限の正4面体的構造から派生する関係性が
最小限の社会性を形成する。
集団的コロニーの最小構成単位は3人ではなく4人である。
4つの事象(出来事)間の関係によって、
はじめて内部と外部が発生する。それは正4面体になる。

関係性の最小単位は、3ではなく6であり、
最小限の正4面体的構造を形成する。
SYNERGETICS RBF 1975

テンセグリティ・シェルターはデザインからなく、思想から始まる。

地球外で生存できる環境を確立するのは、科学である。
エネルギーと水と食料を再生しサバイバルする方法は実験済みだ。
そのコストは劇的に低下してきたが、
地球上を移動できない住居は量産されないまま課税される。
個人がシェルターを生産し課税されないようにする方法は、
デザインや数学ではない。
テンセグリティ・シェルターの物質化は思想から始まる。
インタビュー:テンセグリティシェルターの開発の動機と過程について

モバイル・テンセグリティシェルター 
直径6.5m 重量30kg カーボン製
デザイン・制作 シナジェティクス研究所 梶川 泰司 2008年