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焚火のシナジェティクス
満月ワークショップのために(1/2)

放射冷却の激しい満月の夜は、焚火がいい。

炉と煙突のない焚火は、閉鎖空間ではないと思われている。
だから、焚火から煙を減少させるためには
多くの酸素(または風)が必要だ。
同時に、多くの酸素によって急速に薪は消費される。

薪がより少なく、煙のより少ない焚火、つまり
ロケットストーブのように
吸気を引き込み、未燃焼ガスを二次燃焼させるという方法が
焚火にも応用できる。

つまり、流体が流れる経路に穴をあけると
そこから吸気を形成するというベルヌーイの原理によって、
焚火を無数の煙突がある一つの閉鎖空間に見立てることが出来る。

シナジェティクスを焚火に拡張する場合、
シナジェティクスの最密パッキングとその隙間の概念が必要だ。

SYNERGETICS RBF 1975
Concave Octahedra and Concave Vector Equilibria Define Spherical Voids

「火星菜園」よりも焚火と玄米で生存できる惑星

シェルターから火星を見る。
映画『オデッセイ』が提案した
火星基地でクルーたちの糞尿を肥料にして
ジャガイモを栽培する方法よりも、
焚火と玄米で生存できる惑星で、
カーボン材の張力からなる
テンセグリティモデルを制作するほうが科学的だ。
(バイオスフィアの微生物群が存在しない「火星菜園」は空想的だ。)

サバイバルの生化学はクッキングに始まる。
極寒の地でも凍らない液体はお酒だ。
☆「焚火とテンセグリティワークショップ」 追加1名募集します。

映画『オデッセイ』での火星菜園の内部
裏庭がない菜園は実に高コストだ。

流星と焚火とテンセグリティワークショップ 1月11日、12日

北アルプスから湧き出るような流星群を見るには
夕暮れの焚火から始まる。
焚火すれば夜明けまで、流星のない夜はないだろう。
炎を絶やさない方法を習得しなければ
朝日から受ける輻射熱よりも
大地のぬくもりを奪う気化熱を知らないだろう。
夜明けの極寒に耐える内部を発見する
シナジェティクス。

☆申込みは下記から 追加2名 募集します。
https://synergetics.jp/tensegrityblog/

焚火と共鳴テンセグリティ・ワークショップ会場 (イラムカラプテ 安曇野)
https://www.facebook.com/iramkarapte/

「短い愛」に生きる時、

青い朝顔には瞬時に開花するタイプがある。
その瞬間をハイスピードカメラで捉える前に、
私は捩れのあるつぼみの回転の向きに魅せられた。
つぼみは左右の開閉を繰り返す螺旋構造だ。
5回対称の花弁は太陽と共に飛び交うミツバチを誘導するために
左向きに美しく展開する。
青い朝顔は「短い愛」に生きる。

https://synergetics.jp/workshop/ws200111.html

テンセグリティは「火を見るよりも明らか」か

海から遠ざかった人間にとって
テンセグリティは「火を見るよりも明らか」ではない存在だ。
人々は圧縮力に包囲されて生活している。
張力に関して「疑いを入れる余地がない」ほど経験がない。
焚火の炎が、樹木から厳しい圧縮力を解放させる時、
張力材は不意に激しく弾けるのだ。

「焚火とテンセグリティワークショップ 2020」について 
https://synergetics.jp/tensegrityblog/

「窒息ポイント」再考

情報の監視と共に支配は深く浸透するが、
履歴を抹消できる「消しゴム人間」たちは
SNSから始まる行動や言動を完全に透視できる。
真実を抜け目なくシュッレダーにかければかけるほど
内部支配をもよりランダムに分断していく。
自由を監視する以上のエントロピーは存在しない。

「テロリスト」を捕まえるはずだった監視システムは
民主主義を妨害するために使われる。
(特定)秘密保護法はアメリカがデザインした。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/49507?page=4
図3(Trans-Pacific Express)盗聴プログラム「STORMBREW」の一部としてNSA文書に記載された国際海底ケーブル「トランス・パシフィック・エクスプレス」。日本の接続地点は「Shinmaruyama」(新丸山)と表記され、「窒息ポイント」と呼ばれる侵入地点、米西海岸の「BRECKENRIDGE」につながる。

強欲なシステムの犯罪

3.11以後、両親たちが何を食べてきたか以上に、
包囲された学生を救出する市民戦争によって、
生き方を変えれば何処に住みたいかが
子どもたちに見えはじめた時、
日本政府は、温存した芸能ネタや
IPS細胞の研究開発の打ち切りで
強欲なシステムの犯罪の隠蔽に明け暮れる。

すべての人為的構造は黄昏れる。

地球温暖化説の終焉(There is no climate emergency)

化石燃料による温暖化で人類は滅亡する。
この温暖温暖化人為説を推進する科学者は
自然災害を回避するテクノロジーに関与しない。
温暖化人為説でデータの歪曲捏造を主導するのは
科学者でなく政治勢力だ。
気候変動の危機説も、食料・エネルギーの欠乏説と同様、
不安と無知を拡大する新たな方法だ。
不安と無知は、今でも「分断と征服」を効果的に推進できるからだ。

「温暖化対策を含めた環境運動は、新興宗教としか思えません。
なにせ非科学のきわみですから。」
(「ガイア仮説」以後のジェームズ・ラブロックへのインタビューから)

南極大陸の氷は増加している。NASA

極地の裏庭に回帰したイヌイット

水も、食料も、エネルギーも欠乏しないデフォルトが形成され、
その後に、人間はバイオスフィアにやって来た。
大多数は、分断して支配される見えない牢獄に幽閉され、
幸運にもその牢獄の外で生き延びたとしても
「欠乏か、さもなくば過剰」という無知と引換に、
そのありふれたデフォルトは奪われ続けてきた。

しかし、移動するための人工物(外洋カヤック)を開発したイヌイットは、
住居構造の三角形化によって極地の裏庭に回帰できた。

クジラの骨でできた半地下の冬場住居=イグルーの元型(Wiki)
鯨の骨は、風雪に耐えるように互いに三角形化されている。
この強固なフレームは防水性に富んだアザラシの毛皮で被覆される。