e・食・住(energy-food-shelter)」カテゴリーアーカイブ

秋のお茶漬け

今年最初の無農薬の新米を食べる。

炊きたての新米よりも
わざわざ冷やした新米を
17度の伏流水の井戸水で食べる
冷たいお茶漬けで
本当の新米のおいしさが分かる。

冷えた新米のおにぎりも同じである。

新米の芳香は、最高の季節のアロマである。

仕事

最初の宇宙飛行士ガガーリンは
宇宙飛行士という職業意すら思い描く必要もなかった。
それは、家族にも極秘にされた特殊任務であった。

人類が必要とするにもかかわらず
現在の職業を超越する、または陳腐化する<仕事>は無数にあるが
その<仕事>の特徴は(ただし、軍事目的以外の場合)
その仕事ではつねに経済的に生きていけないと感じることにある。

職業とは、他になすべきことを持たないように教育された人々の
ありふれた生きる手段である。

放射性物質による被曝に対して
医者や医学者でさえ、せいぜい被曝検査以外になすべきことを持たないように。

焚火の後

焚火は夜の太陽だ
その太陽が沈んだ後
紅茶を飲みながら仕事はじめた
カエルも鳴かない静かな夜
時計の音とキーボードの音しか部屋にない
そして、時折、鉛筆の擦れる音
音楽は要らないトワイライトから
真昼の太陽まで瞑想できる
それから日陰で昼寝をしよう
ふたたび、夜の太陽が昇るまで

黄色い花

庭が雑草で覆われる前に
カボチャの種をランダムに植えた。
これらの種は、メキシコ産とニュージーランド産と
国産の伯爵の種が混合している。
これで真夏の庭の地表温度は
30度に低下するばかりか
夏の終わりには、カボチャの収穫もできるだろう。
カボチャの黄色い花は、とても綺麗だけど短命だ。
カボチャの花に最初のミツバチが来るまで畑の傍で、
今日は満月を見ながら焚火をすることにしよう。
早朝から焚火まで、仕事できる日は
とても充実している。

科学者の監視

火山の監視体制が低い日本では
恐怖や不安のほうが、危険より大きい。
さらに
地震学者の傲慢な道徳的無知のほうが
恐怖や不安よりも大きい。
地震への対策方法よりも
彼らの非科学的方法への批判のほうが
圧倒的に少ないからだ。
非科学的方法への批判には専門性は不要だ。
彼らの言動や実績だけで十分である。

自律的気象

人間だけがサバイバルできるテクノロジーは
自然を変えないだろう。
モバイルテンセグリティシェルターは
自然を模倣した人工物ではない。
宇宙の原理を利用した小さなバイオスフィアの生成に近い。
このバイオスフィア内部には自律的気象が発生する。

排除システム

病原微生物やウイルスといった非自己となる
異物の排除システムによって
人間はブタやパイナップルを食べても
ブタやパイナップルにはならないが
ポップコーンとコーラを体内に注ぎながら
ハリウッド映画を見ると
なぜかアメリカを尊敬するようになるシステムは
軍事的に研究されている。
生得的システムがそれらを排除しないように。