e・食・住(energy-food-shelter)」カテゴリーアーカイブ

森でさえ

世界人口の加速度的な増加は
より都市に定住したからではなく、
農村部から都市へ、
そして都市から都市へ移動する人々が
移動しながら海岸部で増加する現象である。
森でさえ
樹木が非同時的に移動した結果だ。
実際、かつての森も海岸線まで達していた。
ーーーーーー他の大陸を求めて

反定住時代

20世紀の後半から
田舎の過疎化する傾向にある村落
つまり高齢者がより移動しない社会構造では
定住者を募集してきた。
人々を固定したいこの願望こそ
過疎化を加速している原因の一つだ。
第3次産業革命後の都市部の大多数は
平均3年に一度引っ越しをしている。
一時的な停泊こそ、21世紀の居住方法である。

生存空間について

あらゆる生存方法に適応するために
複雑な行動パターンを学習すると同時に
より専門分化していく過程で
全体的でより高い秩序を獲得する能力は
徐々に衰退しく傾向にある。
35年の長期住宅ローンは
個人の全体的な予測能力の欠如からではなく
生存空間を自分で造る能力の衰退から始まった。
住宅を買う習慣は教育された結果である。

e・食・住(energy-food-shelter)

21世紀においても
人間の健全な生存には
e(エネルギー)、食料、住居の3大生存要素が不可欠である。
しかし、先進工業国のなかでも日本は
この3大生存要素を高コストにしてきた。
そのなかで、電気エネルギーは
もっとも高価な生存要素になった。
電力会社による電気エネルギーの独占が可能なのは
地理的、物理的な条件から安い電気エネルギーを
海外から輸入できないからである。
軽量小型で高性能な安価なバッテリーが実用化されれば
人間の生産行為や生活様式を
これまでのように電気エネルギーでは
制限できなくなるだろう。

外食

もはや外食時の問題とは
「どこ(店)で何を食べるか」を
選択することではなく
「どこ(産地・加工地)で何が生産されたか」を
注文する前に知らされていないことである。

ターザン

日本語は周波数が低すぎて
叫ぶようにはできていない。
だから
緊急時に逃亡して
互いに遠くから呼び合う生活には適していない。
密林で生きるターザンは
もちろん英語だった。

探究者

今こそ個人は、
再生エネルギーの変換という
航海の途上の探究者になり得る。
この過酷な外洋のサバイバルを通して
自分以外の存在(植物や岩石など含む)のために生きる
新たな知恵を学んでいる。