e・食・住(energy-food-shelter)」カテゴリーアーカイブ

無用の用

DNAにも<無用の用>が潜んでいる。
たんぱく質を作らない遺伝領域のRNAを調べると、他の遺伝子の働きを調節するものがあることが発見された。たんぱく質を作らないRNAが、生命活動の重要な役目を担っている。

稲作には、元来何もしないことでもっとも効果的な作用(一粒万倍=シナジー)を生む叡智が集約されている。
<無用の用>は、稲作から生まれたもっとも経済的な経済学である。
水と光があれば、稲は生育可能であるばかりか水を与えられた以上に浄化する働きがある。

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雑草の原種

現在、日本の在来種の雑草の原種をすべて収集し定期的に栽培しているのはアメリカの農林省である。
<無用の用>の重大性を認識しているのは、伝統的なグローバリズムである。

農民が、種を現金で買うようになって久しいが、その間接的現金収奪法は、グローバリズムによる原種のコレクションに端を発している。
最初に世界中の動植物と資源目録を作成し、博物館のためのコレクションを担当したのは科学者ダーウィンである。
グローバルに物事を考えたがる人たちの隠された欲望には、たいていこの間接的収奪法に対するノウハウの獲得がある。

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海草と雑草

海底から海草が激減し魚がいなくなって、海草が海洋生物の活動の重要な役目を担っていることは理解された。
海草を除草する漁師はいないが、除草剤を使用する農民は後を絶たない。
だから同時に陸からも在来種の雑草が激減している。
イネ、ムギ、トウモロコシはともにイネ科で、役に立たないとされている雑草を品種改良したものだ。(品種改良技術の共通の対象となるため、同一特許に含まれることが多い。)
イネ科は、分類学的にすでに完全民営化されている。

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原爆とインターネット

核分裂の仕組みの発見は、物質とエネルギーの統合の仕組みの発見であったように、情報にも階層構造が発見された。情報にはエントロピーもシントロピーも存在する。
支配のためには分断する取り組みにもっとも熱心なコングロマリットは、核兵器とインターネットによるエントロピー的放射機能を駆使する。
意図的に軍事的に、前者は非公開で独占的であり、後者は公開され非独占的技術である。
公開された技術とは無料を意味する。

インターネットという情報の構造の在り方を考案したのは、原爆を開発した同じアメリカのチームである。これは偶然ではなく、原爆とインターネット開発はコングロマリットの20世紀最大の成果であった。それなくして世界制覇は達成できないと考えていたからである。

それがどれほど効果的であったかは、非同時的で分散型の見えない第4次世界大戦に対する大多数の地球市民の無知から明らかである。
静かにゆっくりとしかし確実にシントロピー的富は奪われている。

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エコ国家・エコ企業

大黒柱は、他より重要な場所や人物を意味する唯一の概念的な砦でもある。
ゆえに、エコロジー的国家などあり得ない。
エコロジー的企業もあり得ない。
政治的企業的リーダー(大黒柱)を否定する自家撞着だ。
エコロジーが国家や強大な権力の隠れ蓑となった歴史は存在する。
ヒットラーは熱烈なエコロジストであった。

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大黒柱

大黒柱とは、日本民家の中央にある最も太い柱のことである。
または家族や国など集団の中心となり、それを支える人物。大極柱ともいわれる。
他より重要な唯一の部分や場所を意味する大黒柱は、
エコロジーには存在しない。
エコロジーのこつなど存在しない。

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地球にない鉱物

地球の中心は鉄でできており、364万気圧、5000度とさらに高温高圧であるという推論は、土壌の金属成分中、鉄はもっとも含有率が高く比重も高い岩圏での観察事実を根拠にしてきた。天王星や海王星の中心部(核)の主成分である二酸化ケイ素と同じ組成でも結晶構造が違う新たな事実の発見から、「300万気圧で地球にない鉱物が生成された」ことになる(2005年08月05日朝日新聞 サイエンスニュース)。
地球にない鉱物は常に地球にある元素から構成されるが、地球にない元素は太陽系にもないという神秘を証明したわけではない。

この種の推論は今も科学の対象外であるが、19世紀より以前を遡ることはできないごく最近の伝統的思考である。

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