バイオスフィアという開放系システムの初期の概念が発見されて、1世紀が経過した。
かつてないほど、個人には十分なテクノロジーと時間、
そしてエネルギーが与えられている。
不足しているのは、お金ではなく戦争でもない、
クリティカルパスという重さのない富である。
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バイオスフィアという開放系システムの初期の概念が発見されて、1世紀が経過した。
かつてないほど、個人には十分なテクノロジーと時間、
そしてエネルギーが与えられている。
不足しているのは、お金ではなく戦争でもない、
クリティカルパスという重さのない富である。
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今日は満月だ。月夜の晩に犬と散歩した。月光が都会から遠ざかって久しい。宇宙にエコロジーが存在しないならば、月光と月の引力による海洋生物の生殖活動は根拠のないSFとなる。
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宇宙はすべてを拡散させる言葉になっている。だから、宇宙をつければすっきりする人たちは宇宙バカと揶揄されてきた。宇宙という冠詞には思考の弱点が集約される傾向がある。
宇宙物理学、宇宙生物学、宇宙開発、宇宙空間、宇宙計画、宇宙船、宇宙食、宇宙パイロット・・・・・
唯一、宇宙エコロジーを除いて。エコロジーはもっとも身近な自然=再生的宇宙であるという前提が拡散した宇宙を思考に引き戻す。原子から宇宙までを引き戻す。
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ひとかけらの、ありふれた岩石の存在を、太陽系を除外して説明できる自然科学者はいない。
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自然界にゴミは存在しない。エコロジー運動に関わる多くの人は、「自然」に「宇宙」を含ませていない。「宇宙」に「自然」が呑み込まれていた大英帝国時代のままだ。
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高度300キロメートルの大気圏外では宇宙服なしで生存できないが、ジェット機が飛行する高度1万メートルでも、特別なスーツを着用しなければ人間は生存できない。われわれはどこにいても被爆している。宇宙のユビキタスとは電磁波であり、放射能である。放射能はどこにでもあるありふれた放射エネルギーである。太陽からもっとも安全な距離に置かれた惑星こそが、バイオスフィアである。バイオスフィアは脱ユビキタスとして見事にデザインされている。これが、宇宙遊泳がもっとも不格好な哺乳類の遊泳スタイルとなっている原因でもある。
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今日は8月6日である。史上最初の被爆者は原子物理学者のマリー・キューリー(日本ではキューリー夫人といわれている)である。宇宙パイロットは、一種の被曝志願者である。キューリーよりも比較にならないほど、被曝している。キューリーの時代にはまだ生命とラジウムの危険な関係が十分に捉えられていなかったが、宇宙パイロットたちは宇宙飛行の後はだれも子どもは生まない。シャトル乗組員には軍隊ほど若いパイロットや技術者がいない理由である。
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最新のテクノロジーに習熟した宇宙パイロットは、全世界のTV同時中継で人類に宇宙観を教育する教師であるが、宇宙に関して科学的で自立的な宇宙観を持てないでいる暗黒時代の最後の専門家である。
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われわれは350万年以上も前から宇宙空間である地球の大気圏内に生存している。人類が宇宙空間で宇宙遊泳する前からバイオスフィアは宇宙遊泳していた。それは天文学と航海術の関係から明らかである。われわれは2つの海を遊泳している。宇宙にいながらにして宇宙から帰還できない「存在」自体を「美しい眺め」と言っているように思われる。
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ディスカバリーは地球の外側からより外側へ発射されて、地球にもっとも近い軌道上にいる以上、「地球に帰還」できない。飛行機が空港に着陸する毎に、「地球に帰還」とは誰も言わないように、ディスカバリーはもっとも高い高度をもっとも経済的に飛行している飛行機である。
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