偽テクノロジーは無為自然を遠ざける

自然は結果に対して責任を取らない。
破壊行為の復旧もしない。
人間との絆も必要としない。
始めと終わりがない無限の再生システムが
無機物から有機物まで一貫した無矛盾の過程を
再現するだけではなく、
どんな意図も超えて何もしないことで
すべてを成すシステムに到達したのだ。

火星の砂嵐の中を進む 映画「オデッセイ」より

存在は多面体(Polyhedron)ではなく多頂点体(Polyvertexia)から始まる

植物学は、
花粉粒の表面で花粉四分子の中心から最も離れた頂点を遠心極、
反対側の四分子中心を向心極。遠心極と向心極を結ぶ直線を極軸と定義する。
有機体の面は動く頂点と共に動く稜線の形成後だ。
シナジェティクスは、
自然が採用するモデルを多面体ではなく多頂点体に求める。

存在は多面体(Polyhedron)ではなく
多頂点体(Polyvertexia)から始まる。
上図はツツジの花粉、下図はハスの花粉
https://ww1.fukuoka-edu.ac.jp/~fukuhara/keitai/kafunryuu.html

海洋系酵母から酒を造る

有史以前から酒を造らなかった民族はいない。
米、麦、トウモロコシ、芋、そして果実から。
どんな酒も最初は野生の酵母が糖分と出会ったからだが
酵母は陸でも海でも生存できる。
酒を自由に作らなくされた現代人は
海洋系酵母に滅多に出会わないほど
イーストのように地上で栽培されている。

私は、放射冷却を始めた秋の星々の下で
焚火をしながら
野生酵母のアルコール発酵に支えられている。

酵母菌の発芽は花粉の発芽孔の配置とは異なり非対称である。

落下した林檎は地表で発酵して小さな林檎酒になる

桃源郷で自生する林檎のように
自然農の林檎も腐敗しない。
同じ理由で自生する柿も桃も腐敗しない。
もし自然の林檎が腐敗するなら、
果実のなかの種子は他の場所で発芽しなかっただろう。
強風で落下した林檎は
地表で発酵して球状にパッケージされた
小さな林檎酒になるのだ。
自然発酵には消毒済みの瓶は不要だ。

落下した林檎はその場所で小さな林檎酒になる

バイオスフィアの分水嶺

ハリケーンも台風も温度差で作動する巨大な掃除機である、
と同時に発電機でもある。
さらに膨大な淡水をインフラ無しで
短時間で陸地に移動させる副作用をもたらす。
バイオスフィアの分水嶺は
自然がデザインしたインフラである。

大気圏を移動する無管の飲料水用インフラ

最強のシナモンロール・モデル

台風19号の直前、カフェラテと共にシナモンロールを
いつものように注文した時から、
これ以上科学的な既製の左巻き台風モデルは他にないだろうという
シナジェティクスが始まった。
上昇する風のスパイラルの隙間が
下降する風のスパイラルの通路になり、
台風の規模によってその通路がより細分化されるように。
ただし、台風の目から生じる
右巻きのスパイラル構造が
砂糖によってまだ不完全である。

北半球の相似的シナモンロール・モデル

先史時代から利根川のナーガの変動は続く

流路を定めず氾濫した利根川水域のナーガの変動履歴は
現代人の「温暖化による気候変動」の概念を超えている。
「4千年前:流路は湿地の加須低地側に変わった。
氷期が去って気候が温暖となってくると,
水量も増し多量の土砂を堆積しはじめた。
関東山地から平野に運び込まれた土砂が
荒川の扇状地を形成し、
利根川の流れを東の方へ押しやった」

http://watasumu.blog28.fc2.com/blog-entry-91.html

生きる場と方法を失うのは天災か

よい治水事業のために無数の杉を森に植えてダムと堤防を増す。
大雨警戒時にハザードマップを見ながら避難所に避難する。
その間に家を失うのは天災か。
よい医療制度は健康のために
より多くの病名を作り出し
より高価な薬が必要だから
病気でもない人が健康になる薬を飲まされる。
そのようなシステムのユーザたちは
温暖化による気候変動を教育され続けている。

杉林は土石流地帯を形成しダムを必要とさせる。

低温の太陽物質は螺旋状フィラメントになる

太陽系では物質の螺旋運動はありふれている。
「全長約80万キロもある濃い赤色のフィラメントが、
むちのような形で映っている。
NASAによれば、フィラメントは不安定な磁場によって、
低温の太陽物質が表面に現れる現象。
このフィラメントに関連した放射線は地球にも到達し、
小規模の磁気嵐などが発生、北米の一部地域ではオーロラが観測された。」

(CNN)2012.09.05 Wed posted at 11:08 JST
https://www.cnn.co.jp/fringe/35021332.html

もっとも経済的な除染装置

周期的な巨大台風が再循環させる
バイオスフィアの膨大な大気と雨水は、
地下と地上に生成し蓄積された放射性物質を
掘り起こし、洗い流し、攪乱し、
より広範囲に拡散し再浸透させる
もっとも経済的な除染装置となり得た。
有限なウラン元素の破壊ビジネスの
永遠性を望む人々にとって。

台風19号、20号、21号による放射線量の周期的な増加を示す
東京都の放射線量統合グラフ
http://new.atmc.jp/prefs.cgi?pref=13&mode=