4Dハウスとテンセグリティ構造

ジオデシック構造の発見よりも
テンセグリティ原理の発見が先行する驚くべき歴史がある。
その原理の発見過程は、
4Dハウスからダイマクションハウスの開発時までに想起された
中央の圧縮材(マスト)の分散化と多軸化の
同時的な方法を具現化するための
モデル言語の解読と解体過程として捉えられる。
数十万年にわたる構造の定義を変えた歴史がある。

4Dハウス 1927 バックミンスター・フラー 
初期のテンセグリティ構造では
圧縮材は中央のマストだけであった。

テンセグリティは原子核モデル

核力は陽子と中性子の間に働く力である。
離れた圧縮材の間に働く張力は
テンセグリティ構造を生成する。
核力が核子を原子核に結合するように
張力は不連続な圧縮材を相互結合する。
自然の構造のシナジーの起源に関する相似律が存在する。
テンセグリティは原子核モデルである。

http://synergetics.jp/tensegrityblog/
30−Struts Tensegrity Model 
シナジェティクス研究所制作 2007 

原子炉は10年で2回爆発する

再び、ロシアで原子炉の反応器が開放された。
ロシア政府以外の科学者は、
ニョノクサ実験場で2019年8月8日に放出された放射性同位体
(ストロンチウム91、バリウム139、バリウム140、ランタン140の4種類)は
「核分裂の連鎖反応」に由来し、
「原子炉の爆発」の証拠だとした。
核戦争以外でも都市付近の原子炉は
10年で少なくとも2回爆発する。

BBC
https://www.bbc.com/japanese/49327600

原子炉の爆発 2019年8月8日 ニョノクサ実験場

月の裏側の資源と軍産複合体

「第二次世界大戦以後、
アイゼンハワーによる軍産複合体が開発してきた、
現金と引き替えに全宇宙から真の富を奪うためのシステムには
「原子力発電システム」と
「金融クレジット・システム」の2つが含まれていた。
不可視の技術的ノウハウの、
膨大な目録を利用するグランチにとって、
地球上のすべての富の合法的な収奪以外に
彼らの目的は存在しない。」
バックミンスター・フラー 1983

月の裏側にはレアメタルや、更に希少なレアアースが眠る。
宇宙のすべての富の合法的な収奪が始まっている。

テンセグリティはジョイントレスではない

テンセグリティが
結合角度を統合的にかつ動的に
向上させることができるのは
ジョイントレスであるという理解は
多面体が固体(Solid)として見立てる習慣と変わらない。
真のテンセグリティジョイントは
圧縮力と張力を相互変換するノードとなり
重要な張力調整機能がある。

テンセグリティモデル 制作 シナジェティクス研究所

「私の裏庭は徐々に拡大し始めていた」R.B.F

「私は自宅から離れたことがないと言える現実に気づいた。
私の裏庭は徐々に拡大し始めていたのだ。今では世界が私の裏庭だ」1970
半世紀前のバックミンスター・フラーが属していた現実に
「裏庭のテンセグリティワークショップ 2019」は繋がる。
球状の裏庭は移動する。

http://synergetics.jp/tensegrityblog/
http://synergetics.jp/workshop/ws190914.html

クラウドナイン 浮かぶテンセグリティ都市 1962 
バックミンスター・フラー 

花粉の発芽点

花粉の頂点付近に小さな正三角形領域が、
稜線付近には長方形領域が新たに形成され
基本モデルの正12面体の面数は一挙に増加する。
大地には水平面が存在しないので
着地した時に
頂点と稜線付近の花粉の発芽点の密度を
凹状5角形面よりも高くする
植物のデザインは実に予測的だ。

花粉の多面体システムと発芽点の関係

生物を覆う薄膜の厚み

カボチャのフィルム状の表皮は、
急激に加圧して急激に減圧した時にのみ、
カボチャの分厚い硬い外皮から分離し始める。
その半透明の薄皮フィルムの厚みは、
僅か100ミクロンである。
この表皮の厚みは、
ゆで卵を剥くときに剥がす卵殻膜の厚みと同じである。
トビウオの羽根のフィルム状の薄膜の厚みも100ミクロンである。
人間の表皮細胞の表面の外皮部分の厚さは、
さらに薄く10~20ミクロン程度である。

トビウオの飛行速度は時速50~70kmで、
最大400mも連続して滑空するための折りたためるフィルム状の翼

異なる遺伝物質を合成するウイルス

インフルエンザは異種有機体生命間の
あらゆる異なった要因にかかわらず、
新たなインフルエンザに変化し異種感染できる
テクノロジーを具現化している。
ついに豚や鳥インフルエンザは、
バイオマス的に豊富な人間にも異種感染できるようになった。
そして、類似のウイルスが同一細胞に感染して形成される遺伝物質を
合成するウイルスが発見されのた。
生命工学はウイルスの先験的自然を
複製する技法を習得した段階だ。

オオジシギは台風接近にも関わらず、
飛行ルートを変えることなく最短ルートで飛行できる。
ウイルスにとってオオジシギは
南北の地球を片道9000キロ往復するユーザである。

北海道テレビ放送「カムイの鳥の軌跡」

一貫性 (coherence)の違いについて

事実から逃亡するための
一貫性によって
誠実さが偽装されるほど
一貫性は揺るぎない固体のように変容するが、
真実を破壊するにはつねに局所的すぎる。

物理学においては、
干渉のしやすさとその鮮明さが
一貫性(coherence) の概念である。

どんな光源からでも干渉縞を生成できる自然の不変性は
互いにコヒーレントな波の干渉縞をより鮮明にする。