花粉は遺伝子を保護するために
なぜ美しいパッケージを採用するのか。
ジオデシックス構造の殻は目的ではなく結果だ。
美しいテンセグリティを模倣しても
何も理解できない。
大地が振動しても固体を信じたい人は
テンセグリティに居住できると想像もしていない。
花粉はジオデシックス構造でパッケージされる
花粉は遺伝子を保護するために
なぜ美しいパッケージを採用するのか。
ジオデシックス構造の殻は目的ではなく結果だ。
美しいテンセグリティを模倣しても
何も理解できない。
大地が振動しても固体を信じたい人は
テンセグリティに居住できると想像もしていない。
花粉はジオデシックス構造でパッケージされる
脱工業化とは
職業の大部分が人類の生存には無関係になることだから
新たな仕事を生み出すには
なくてもよい職業から失業しなければならない。
過剰な情報・知識・サービスからの選択的自由は
失業から始まる。
シナジェティクスは、
疑似脱工業化からの完璧な離脱実験から始まる。
生まれつきの嘘つきは
ケチな金儲けができるが、
愚鈍な大学の教師にもなれる。
独創性がなければ、
どちらかで成功できる。
人々の弱点から発明した包括的政治システムだから
嘘が持続可能な社会ができるのだ。
実に破壊的なシステムだ。
『ニーチェの馬』
学校における学力と
家庭における所得の階層化を通じて
個性化が求められる時代の
個性化とは独創性を封じ込めるための
一種の身体矯正なのである。
レディメイドの経験産業のマーケットを支配する
彼らにはシナジェティクスは
個性化の破壊プログラムとして映るに違いない。
自然が原理の個性化を求めないように
思考の個性化から自然は見えない。
SYNERGETICS RBF 1975
原子核のマジックナンバー
より初期のシナジェティクスモデルを見ると
自惚れと誇張が見える。
無意識がモデリングされている。
しかしそれは次のシナジェティクスモデルを
発見した後の話だ。
原理が最初のモデルを陳腐化する。
陳腐化が試行錯誤の無限性を生む。
原理は調整できない無意識に浮かぶマイルストーンだ。
SYNERGETICS RBF 1975
シナジェティクスモデル
風はけっして止まない。
風が吹かない場所は
つねに風のように移動する。
吹かない場所が
風で満たされるかぎり
無風は風のように
始点と終点を探している。
机の上で静かに考えて仕事するのは
専門家の生活だ。
私はスタジオでも裏庭でも動き回っている。
シナジェティクスの原理は動詞に潜んでいる。
原寸大プロトタイプは、動詞に溢れた神秘に近い。
朝露が消えるまでの間、
裏庭は机上の理論を超えて
見知らぬ庭にまで拡張している。
朝露が消えるまでの間
被曝したら
楽観主義者は
政府の検出データを見るが
悲観主義者は半減期をみる。
しかし、
結果が同じなら
主観的である。
客観的とは
それらの結果を
より少なくする行為である。
客観的に生きることが
もっとも奪われやすい世界は
主観的な牢獄だ。
この火星探査機は客観的で概念の牢獄化は主観的か
何も生まなくとも
何も破壊することなく
何も放棄もしない
外部とも絶縁しない
内部とも融合しない
客観的思考は
もっとも淀んだ主観的な行為だ。
シナジェティクスに憧れると
シナジェティクスを発見できない。
憧れとは
最大の他者との比較であり
すべての比較を超えなければ
内部の混乱は避けられないだろう。
ランダムに見える地下茎は、
地上の嵐で揺れ動く無数の葉の光合成を
不可視の微生物ネットワークに接続する。
地下茎ネットワーク