植物は生き延びるために
発芽する自由と
発芽しない自由を作り出した。
見知らぬ場所まで運ばれても
見覚えのある環境が現れるまでの
時間に耐えるために、
花粉はその発芽点を多面体システムに変換し、
特に大気圏を高速で移動する花粉はジオデシック構造を採用する。
シナジェティクスの相似性は類似性を超える
生体分子間の相互作用は分子間の引力や反発力によって担われる。
テンセグリティモデルの張力をゴム糸で代用する時、
細胞生物学とは無縁だ。
クォークモデル (quark model)
の対抗する素粒子の電荷は八道説を形成する。
シナジェティクスは八道説を
対抗する4組からなる頂点モデル(Polyvertexion model)に変換する。
シナジェティクスの相似性は類似性を超える。
クォークモデル (quark model)の八道説を
頂点モデル(Polyvertexion model)に変換する。
「ニーチェの馬」は死んでいく
こんな日は酒飲みながら「ニーチェの馬」を観る。
「宗教の極限が国家」なら
人生は水素原子以下にちがいない。
「ニーチェの馬」以上に虚しい映画はないが
日本の現実はそれを超えているから
何度も「ニーチェの馬」の死を観るだろう。
「ニーチェの馬」監督タル・ベーラ ハンガリー 2011年
宇宙には象徴は存在しない
宇宙にもっとも豊富な元素は水素原子であるが、
宇宙にもっとも貴重な元素は存在しない。
ブラックホールは宇宙の象徴ではない。
素粒子の軌跡が非同時的に見える霧箱も
宇宙のシンポルにはならない。
その真実を連想させる具体的な象徴は
宇宙には存在しない。
モデル・シンタックスを生成する
モデリングを止めないでくれ。
失った言語がますます遠ざかる時
だれも翻訳できない構造は
ただ見えてるだけ。
遠い稲光のように
時間が分かれてやってくる。
構造は光子のように影を残さない。
電磁力のフォースキャリア(force carrier)が
モデル・シンタックスを生成する。
ありふれた逃亡よりも
ネットから脱出して旅に出る。
群れから離れて隠れ家で読書する。
仕事に疲れて自然食に還る。
年号が変わるまで天皇制を刷り込まれる時、
辺野古を忘れている限り、
どこへでもありふれた誰もが逃亡だ。
焚火で暗くなる月よりも
裏庭の栗の木に登って
まぎれた春風を受信する。
裏庭の栗の木
テンセグリティは構造の最終形態
テンセグリティは構造の最終形態である。
免震、制震、耐震装置は不要だ。
すべて付加的な装置で住宅を高価にさせることをだれも疑わない。
航空機のような動く構造は建築家は設計できない。
彼らは土地資本主義の奴隷だからテンセグリティをもっと危険な構造と考えている。
免震、制震、耐震装置はすべて付加的で高額なパーツ
テンセグリティ構造はこれらの装置を陳腐化する
正4面体の動的な空隙システム
4つの面の2面角が一定に互いに交差する時、
正4面体の空隙が形成される。
その空隙と相補的な正8面体の空間も同時的に形成される。
正4面体の空隙が動的だから
黄鉄鉱には、八面体の相補的な4面体は形成されない。
空間充填には実と虚の相補的システムが存在する。
2面角が一定に互いに交差して4面体を形成する時、
八面体の相補的な4面体は形成されない。
黙々と仕事をする時が訪れる
こどもは遊びに夢中になれるばかりか、
無心になれる遊びを探す能力がとても高い。
私にも他人を説得するよりも
黙々と仕事をする時が訪れる。
それは動機が強くなければ出来ないからではなく
無心になれる目的を発見する力が生得的だからだ。
動機が破壊されるシステムの奴隷にはその無心さがない。
こどもでさえも。
4つの面の2面角が一定に互いに交差する時、正4面体の空隙が形成される。
その空隙と相補的な正8面体の空隙も同時的に形成される。
これ以上の無垢なシステムがあるだろうか。
正4面体の空隙は静止的でも固体的でもない。
SYNERGETICS RBF 1975
Intercomplementary transformings
惑星の公転周期の2乗は軌道長半径の3乗に比例する。
惑星が太陽を焦点の一つとする楕円軌道上を動く時、
ケプラーの第二法則(面積速度一定の法則)が生まれる。
観察からは発見できない原理の発見方法は知識ではない。
ケプラーの第二法則を証明できる知識は理解できるが、
その証明方法のなかに原理の発見方法は含まれない。
惑星が太陽を焦点の一つとする楕円軌道上を動く時、
ケプラーの第二法則(面積速度一定の法則)が生まれる。
ケプラーの第二法則は楕円軌道の離心率に依存しない。