自己以外の存在を必要としない
自己充足の極限とその限界から
テンセグリティ構造の自律性が発見されたと見るべきである。
宇宙と自己の相互関係を捉える
ケプラー以後の
独創的なメタフィジックスから生まれた。
自然の構造を科学者が語る時
これほどまでに主体の倫理に
基づかなければならない構造はないだろう。
テンセグリティが観察から発見されなかった
自然の構造であるがゆえに、
テンセグリティの統合性の分析は、
自己の自己への関係によって規定された
最初の<構造>に関する分析である。